2025/04/21
幸せの定義
こんにちは。今日は幸せの定義について書いてみたいと思います。幸せってなんだっけ、なんだっけ?という歌がありましたが、幸せを正確に定義することは難しいものです。いつだったか、本を読んでいたら、幸せの定義がなされていて、幸せには3段階があると書かれていたことを思い出しました。一つはやってもらえる幸せ、もう一つは、自分でできるようになった幸せ、更にもう一つは人にしてあげる幸せの3つだそうです。子供の頃はこのような幸せなど考えてもみませんでしたが、今思えば、母親に食事を作ってもらった幸せや、洗濯や身の回りの世話をしてもらったことも、幸せなことだったということになります。子供からだんだん成長して、田舎から上京し、一人暮らしを始め、炊事、洗濯、掃除など自分でやらざるを得なくなり、何とか自分でできるようになったこと、これも意識はしていなかったのですが、幸せだったはずです。更に成長し大人になり、結婚もし、子供や妻の為に働いて、食事、育児、就学などに問題がないよう一生懸命に働きました。これも当時は意識していなかったのですが、自分以外の人の為にしてあげる幸せを実行していたことになります。
前述した幸せの定義は、人間が成長するにしたがって経験する幸せの三段階を示していて、誰でも多かれ少なかれ経験するものです。この段階は、よく考えてみれば、人間の一生はこの幸せの三段階を繰り返しているような気がします。子供から青年に成長し、家庭を持ち子供を育てる。やがてこの人間も歳をとり、今度は、子供の時と同じように誰かにしてもらえる幸せを感じ取るようになる。このような循環の段階を一つ一つ幸せだと受け止められる人間になりたいものです。
このように考えてみれば、人間の幸せとは、一人で作り出せるものではなく、誰かとのかかわりの中から生まれるものと言えるかもしれません。そうだとすれば、人間は歳とは関係なく、人とのかかわりを何よりも大切にし、自分が前述した幸せの3段階のどこにいるのかを意識した生活をすることが、より幸せ感を増す良い方法かもしれないと思います。
結婚は、お互いが、してあげる幸せと自分がこのようなこともできるようになったという幸せも同時に感じられるものです。更には、お互いがしてもらえる幸せももちろん感じられます。幸せの定義のすべてを含んでいる珍しいもののような気がします。


JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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